2022年2月27日(日)に中山競馬場、芝1800mで行われる中山記念のレース展望です!
今年の中山記念の主な出走予定馬は、ダノンザキッド、カラテ、アドマイヤハダル、パンサラッサ、コントラチェック、マルターズディオサ。
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中山記念
レース傾向

中山1800mで行われるGⅡ中山記念。
お正月開催からひと月ほどしか経っていないとはいえ、開幕週。過去のレース結果を見てもほとんどが4コーナー5番手以内につけていた馬が好走。
ドバイや大阪杯の前哨戦として機能していた2020年まではメンバーが揃っていましたが、コロナの影響でドバイ遠征が難しくなり、大阪杯にぶっつけで臨む馬が増えたことで頭数こそ揃いそうですがメンバーとしては小粒。
先行馬できる馬や、先行意識の高い騎手が乗っている馬を狙うのがいいのではないでしょうか。
有力馬考察
ざっくりとしたニュアンスとして
◎…本命候補 ○…3~4番手評価 ▲…5~6番手評価 △…抑え
ダノンザキッド △
新馬戦で非常にいいレースをし、東スポ杯も完勝。弥生賞は前残りの展開に泣く形で3着。それでも皐月賞で人気を集めましたが、接触があったとはいえなんの見せ場もない15着。外差し馬場となった富士ステークスでは、休み明けだったとはいえ早い上がりを使えていませんでした。前走はGⅠとしてかなりスローの競馬となったマイルチャンピオンシップで33.0というこの馬らしからぬ脚を使って3着と好走。瞬発力勝負で3着に好走はやや驚かされましたが、外の馬場のいいところを走れたことが好走の要因でしょう。
基本的に瞬発力勝負には向かないので、先行馬が揃ってくれたのはプラスですが、それほど上積みは感じない。いまの競馬ファンがこの馬を単勝一倍台の人気にするとは思えませんが嫌って妙味だと思います。
アドマイヤハダル ▲
皐月賞の4着というのはルメール騎手が一番枠を最大限生かしてのもの。過大評価はしたくない。内、前が圧倒的に有利になったディッセンバーステークスは低レベルなレースだったので、それほど気にしなくていいと思いますが、物足りなさもあった。白富士ステークスはジャックドールが緩みのない競馬にしてくれたことで実力を出し切れた。一番評価が難しい馬かも。
カラテ ▲
58kgを背負ったニューイヤーステークスでも外から差し切る強い勝ち方。東京新聞杯はファインルージュ、イルーシヴパンサーという強い馬相手に馬郡を捌きながら追い込んで3着というのは立派。開幕週の馬場なら1800mもこなせると思いますし、位置もある程度取れそう。使いこまれているので前走ほどの走りができるかどうかという不安はある。
パンサラッサ △
福島記念があまりにも鮮やかな逃げ切りだったのでハマりすぎた印象もありますが、2走前のオクトーバーステークスは外差しが決まる馬場コンディションでの逃げ切り。着差がない逃げ切りでしたが着差以上に強い内容でした。流石に有馬記念では大敗してしまいましたが、距離が長かった。前走の負けだけではそれほど人気は落とさないと思うので、もう少し忘れたころに狙いたいところですが…
現時点での見解
中山金杯でもそうでしたが、過去のデータで大きな偏りが出ているとしっかりそこを狙ってくるのが今の競馬ファン。馬場次第にはなりますが前残り馬場だと先行馬は売れてくると思います。
現時点での狙い目は
ウインイクシード
前走の中山金杯は外枠を引いてしまいダラダラと外を走らされる厳しい展開でした。レッドガランにこそ離されてしまいましたが、2着馬とはほとんど差のない競馬ができており内枠でロスなく競馬ができていたなら普通に2着だったでしょう。
netkeibaさんの想定オッズでは8番人気になっていますが、枠順次第では4番人気くらいになってしまうでしょう。この馬が人気薄で買えてダノンザキッドがかなり被ってくれれば勝負もできるのですが、そうはなりそうもないので大きく勝負するのは難しいレースになりそうです。