2020年8月29日(日)に札幌競馬場、芝1200mで行われるキーンランドカップのレース展望です!
今年のキーンランドカップの主な出走予定馬は、メイケイエール、ミッキーブリランテ、レイハリア、ダイアトニック、エイティーンガール、カツジなど。
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キーンランドカップ レース展望
レース傾向

サマースプリントシリーズの第5戦となるキーンランドカップ。
夏競馬とはいえ、一か月後にスプリンターズステークスが控えており、ハンデ戦ではなく定量戦ということもあり、これまでの夏競馬の1200m戦とは異なり実績馬が集まりやすい。
ですが、今年は高松宮記念上位組が一頭も出走してこず、重賞勝ち馬もやや未知数感の強いメイケイエールと、今年は全く走れていないダイアトニックとエイティーンガールのみということで例年よりは手薄な印象。
レースの特徴としても、”似たような競馬をした馬”が好走しやすい傾向にあり、前残りの時は前、差しの決まるときは差しとはっきりとしていることが多い。
今年は変則開催で、今週からCコース替わり。
このところ天候不順で天気に泣かされることもあるのですが、枠順や馬場がレースに与える影響が大きなレースになりそう。
有力馬考察
メイケイエール
1600mは気性的に明らかに長い。チューリップ賞こそ少頭数だったのでなんとかごまかし勝ったが、桜花賞では出遅れからの暴走でしんがり負け。
デビューから1200mを使われており、距離短縮は明らかにいい方に向くでしょう。ただ、根本的に気性的な不安があること、前走の桜花賞でハチャメチャな競馬をしてしまったことというのはやはり引っかかる。
メンバーが手薄で、潜在的な人気もある馬なので1番人気濃厚。もちろんある程度の評価はしますが、本命までは打ちにくい。。。
ミッキーブリランテ
ずっとマイル路線を中心に使われてきて、前走の函館スプリントステークスで初めて1200mに挑戦。
スタートしてからの出足こそ置かれる感じがあり、1200mはやはり短いのかなとも思ったのですが、道中でしっかり脚を溜め、カレンモエをハナ差まで追い詰めた。
開幕週で時計の出やすい馬場でもあれだけの競馬が出来たのだから、時計がかかるようになればもっとレースはしやすくなる。
立ち回り力もある馬なので、Cコース変わりで内が復活し、内枠を引くことが出来ればチャンスはありそう。
レイハリア
ダートで未勝利戦を勝ちあがり、2勝目となったゆきやなぎ賞は重馬場での競馬で時計平凡。そのため、葵ステークスでは13番人気と完全に伏兵扱い。レースはスタートから流れに乗って早めに抜け出し。最後は詰められたものの後の重賞勝ち馬ヨカヨカを抑えての勝利でした。
ただ、勝ったゆきやなぎ賞と葵ステークスはどちらもほとんどストレスなく、好位の内のポジションを確保できたことが大きく、最後に差を詰められている点もやや気になるところ。
今回先行馬は多くないとはいえ、古馬が混ざっての1200m戦。内枠を引いてスムーズに競馬ができればいいですが、少しでもちぐはぐになる場面があると脆さを見せる可能性も。
現時点での見解
新潟2歳ステークスとは違い、こちらは上位人気の馬達が信用できなそう。能力ではなく、馬場や展開が向きそうな馬を狙いたい。
土曜日の馬場状態や、枠順を見て穴馬から勝負してみたいレースです。