2020年12月20日(日)に阪神競馬場、芝1600mで行われる朝日杯フューチュリティステークスのレース展望です!
今年の朝日杯フューチュリティステークスの出走予定馬は、レッドベルオーブ、モントライゼ、ステラヴェローチェ、ドゥラモンド、ホウオウアマゾン、ショックアクションなど。
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朝日杯フューチュリティステークス レース展望
レース傾向

2歳牡馬決定戦の朝日杯フューチュリティステークス。
2014年より開催場が中山競馬から阪神競馬場に変更。(未だにこれは違和感がある)
変更前の朝日杯フューチュリティステークスと言えば、暮れの小回りコースで行われることもあり特殊な適性が問われることが多く、活躍馬の出ないGⅠでした。
ですが、しっかりと能力の問われる阪神コースに変更されたことで、リオンディーズ、ダノンプレミアム、アドマイヤマーズ、サリオスなどの活躍馬を輩出し、一気に出世レースへと変貌。
今年は、例年以上に馬場が荒れていることもあり強い馬しか好走できないレースなりそう。枠順や展開などよりも、持っているポテンシャルが高い馬を素直に評価したほうが良さそう。
有力馬考察
レッドベルオーブ
道悪競馬になってしまった新潟の新馬戦こそ負けてしまいましたが、中京で行われた未勝利戦で1.33.1という走破時計を叩きだし完勝。
そんな時計で未勝利戦を勝ったこともあり、デイリー杯では圧倒的な1番人気を背負う形に。結果はアタマ差だったので、オッズから考えるとあれ?という感じでしたが、ゴール前の脚を考えると着差以上に2着馬とは能力差があった。
2歳戦なのでどうしても勝ち方や時計が重視されてしまうので、今回人気になるのも頷けるのですが、未勝利戦、デイリー杯共に高速馬場で時計のでやすいコンディション。レースを見ると道中かかるシーンが多く、スピードを生かしやすい高速馬場は合っていたのでしょう。
今の阪神コースはスタミナも要求されるので、道中力みながら走ってスタミナをロスしてしまうと直線では伸びきれないシーンもありそう。
モントライゼ
ルメールなので買っておきましょう!以上。
と書きたくなるくらいではあるのですが、はっきりいって買いたくない。
前走の京王杯2歳ステークスは結果を見ると、逃げ馬が大差のシンガリ負けしており、そのほかの先行馬も軒並み成績が悪いなか、この馬だけが先行馬して押し切り。
これだけ見ると展開的に不利な状況でも勝ったということで評価を上げたくなるところではありますが、ルメール騎手の進路取りと仕掛けのタイミングが素晴らしかったというのが好走の大きな要因でしょう。
昨年はこのレースからタイセイビジョンが朝日杯でも結果を残しましたが、今年は昨年のような高速馬場ではないので、この距離延長は厳しいと思います。
ただ、ルメールなので印は回します。
ステラヴェローチェ
前走のサウジアラビアロイヤルカップは不良馬場での特殊な競馬だったので評価が難しい。
レースを見ていて気持ちのいい綺麗な差し切り勝ち。不良馬場でリズムよく、馬をリラックスさせて走らせることに長けた横山騎手らしいレースでした。
バゴ産駒でいままで良馬場で走ったことがないというのは、不安材料ではあるのですが、今の阪神の馬場状態はこの馬には合っていそう。短距離路線やダート路線から出走してくる馬もいるので、ペースが締まれば今回も大外一気が決まるかも。
現時点での見解
このレースで狙ってみたい穴馬は、
ショックアクション
前走重賞勝ちの馬をここに書くのはどうかと思ったのですが、5番人気くらいでは買えそう。
1400mは外枠から積極的な競馬をしたために最後足れてしまっただけで、距離を延長し鞍上強化してからパフォーマンスが一変。
前走は恵まれた感じもありましたが、その分人気にならないのならいいでしょう。
重めの血統なので、時計勝負はダメですが今の馬場はプラス。