こんばんは!
2020年3月8日(日)に中山競馬場、芝2000mで行われる報知杯弥生賞ディープインパクト記念のレース展望です!
今年の弥生賞の主な出走予定馬は、ワーケア、サトノフラッグ、オーソリティ、ブラックホール、パンサラッサ、ウインカーネリアンなど。
レース傾向

今年からディープインパクト記念と銘打たれるようになった弥生賞。
弥生賞→皐月賞→ダービーというのがひと昔前の王道路線でしたが、同じ舞台でホープフルステークスが行われるようになったり、外厩の発達によるぶっつけ、使い分けによる有力馬の分散などで王道といえるほどのレースではなくなってしまいました。
スローペースになりやすいですし、皐月賞とは決着タイムが大きく変わるので同じ舞台とはいえ問われる適性は大きく変わり、中山コースでも瞬発力勝負に強い馬を狙うのが正解でしょう。
有力馬考察
ワーケア
新馬戦は直線でズブい面を見せましたが、勢いがつくと一気に前を捉えて0.4差をつけての完勝。ウインカーネリアンやゴルコンダなど瞬発力勝負に強い馬はいませんでしたが7着まで勝ち上がっているのでレースレベルは高かった。
少頭数でスローの決め手勝負になったアイビーステークスも楽な手応えで前を楽々捕まえる完勝。
ホープフルステークスはコントレイル、ヴェルトライゼンテに負けてしまいましたが、内、前が有利な展開でした。
器用なタイプではないので、少頭数というのはプラスですがスローペースになりやすいレースですし、小回りの中山は不向きでしょう。
能力だけで好走はしてきそうですが、取りこぼしは十分にありそうです。
サトノフラッグ
新馬戦はフィリオアレグロがタイムランクAで勝ったレベルの高いレースでしかも重馬場と負けても仕方ない条件。
未勝利戦では一転して良馬場でレコード勝ち。重馬場、マーフィー騎手への乗り替わりなど好走の要因は様々考えられますが、一度使ったこととディープインパクト産駒の成長力が大きかったのでしょう。
レースセンスもありそうですし、無難に好走してくれるのではないでしょうか。
オーソリティ
新馬戦は先に抜け出して勝ちこそしたものの最後ブラックホールに差を詰められ、ホープフルステークスも4コーナーでは勢いがあったものの最後には止まってしまいラインベックすら交わすことができなかった。
芙蓉ステークスと同じようにスローのレースになりそうなのはプラスですが、使える脚が短いのでいきなりヒューイットソン騎手が乗りこなせるか。
ブラックホール
父ステイゴールドに似て、スタミナに特化したタイプ。
ホープフルステークスは暮れの中山2000mという条件こそ良かったもの、この馬の良さを生かせるほどの馬場やペースではなかった。
馬場が良く、スローになりやすいこのレースは合ってないでしょう。