2020年3月1日(日)に中山競馬場で行われる中山記念のレース展望をしていきます。
今年の中山記念の主な出走予定馬は、ダノンキングリー、ラッキーライラック、ウインブライト、インディチャンプ、ペルシアンナイト、ソウルスターリングなど。
レース傾向

ひと昔前は古馬のGⅠが天皇賞(春)しかなかったので、古馬の有力馬はもっと距離の長いレースを選び始動することが多く、このレースは有力馬には敬遠されがちでした。
2013年にナカヤマナイトとダイワファルコンがワンツーを決めたというのがいかにも中山記念という感じだったのですが、ドバイへの遠征や大阪杯へのステップレースになったことで少頭数のレースが増えましたがグッとレースレベルが上がり、今年も先々が楽しみな好メンバーが揃いました。
前哨戦ですし中山1800mは基本的にスローになりやすいコースな上に、開幕週の馬場だということを考えると前の馬の方が有利になりやすい。
今年はそういう狙い方ができそうな馬がマルターズアポジーしかいませんが…
有力馬考察
ウインブライト △
昨年のオールカマーは不可解な負け方をしてしまいましたが、得意の小回りではなく外回りの競馬。
金杯を勝って挑んだ昨年と比べると、今年は海外帰りですし先を見据えた仕上げになりそう。
松岡騎手が乗れないのが非常に残念な上に、乗り替わりがよりにもよってミナリク騎手ということで、馬券的には嫌いたいところ。
ダノンキングリー 〇or▲
昨年、皐月賞とダービーで本命を打っており非常に思い入れのある馬。
前走のマイルチャンピオンシップは決して有利とは言えない内枠からの競馬でしたし、久しぶりのマイル戦でした。
毎日王冠ではインディチャンプに完勝していますし、開幕週の時計の出る馬場は合っているでしょう。
ただ、この馬に横山騎手はどうも合わない印象。
ラッキーライラック ▲or☆
昨年は秋華賞以来久しぶりの競馬でしたが、積極的な競馬をしてウインブライトの2着。
レースセンスがある馬なので、先行が有利になるこういうレースは向いていると思います。
オルフェーヴル産駒ですし、ポカもあるタイプですが展開利もありそう。
インディチャンプ ◎or〇or▲
昨年は安田記念とマイルチャンピオンシップを制してマイル王者に。
1800m戦では毎日王冠を見る限り距離が長そうですが、開幕週でスローの競馬になれば距離は持ちそう。
開幕週なのでどのくらいの馬場になるかがカギですが、時計が出るようならこの馬を狙う手もありそうです。
ペルシアンナイト △or消し
この馬は時計のかかる馬場の方がいいタイプなので、開幕週でのスローの競馬は合わなそう。
雨でも降らないと厳しいのではないでしょうか。