2020年2月16日(日)に京都競馬場、芝2200mで行われる京都記念のレース展望です!
今年の京都記念の主な出走予定馬は、カレンブーケドール、クロノジェネシス、ステイフーリッシュ、クラージュゲリエ、ノーブルマーズ、ドレッドノータス。
レース傾向

今年で113回目を迎える伝統の古馬重賞京都記念。
似たような条件で行われる日経新春杯とは特徴が異なり、日経新春杯が「立ち回り力」と「瞬発力」が求められるレースが多いのに対し、京都記念は「スタミナ」と「持久力」が求められるレースになりやすい。
古馬の始動戦ということで先を見据えた仕上げにしてくることも多いので、実績のある上位2頭はあっさり飛ぶパターンもあるのではないでしょうか?
有力馬考察
カレンブーケドール △
負けてしまったもののオークスを2.22.8という早い時計で走り、
ジャパンカップは2着に好走したものの、メンバーレベルが低かったことに加え、内枠スタートで内が有利な馬場状態に救われた感じ。
目標は先にあると思いますし、東京2400mで牡馬相手に好走できる牝馬は瞬発力はあるもののスタミナ勝負に弱いタイプが多いですし、今の時計のかかる京都の馬場は明らかにあっていないでしょう。
クロノジェネシス △
前走のエルザベス女王杯は上手く立ち回った馬が上位に来ているので、ポジションやコース取りの差が着順に大きく影響した部分はあると思うのですが、それにしても少し走れていなかった印象で京都の2200mはやや距離が長かったのではないでしょうか。
時計の出る馬場での1600m~2000m戦なら牡馬相手でも通用しそうですが、日曜日は雨が降りそうですし、この舞台は合わないでしょう。
ステイフーリッシュ 〇~☆
前走のAJCCはルメール騎手が完璧な騎乗をしての2着だったので過剰評価はしたくないところですが、時計のかかる京都2200mというのはこの馬に合っている条件。
相手には当然入れておかなければならない一頭でしょう。
クラージュゲリエ ◎候補
ダービー以来久しぶりの出走になりますが、高速馬場でキレ負けしてしまうこの馬にとって今回の条件は合っているでしょう。
ハイレベルだった皐月賞で5着に好走し、好走できる条件ではなかったダービーでも6着に好走しているので今回のメンバーでも十分通用するでしょう。
・ステップレースなので万全の状態ではないでしょう。