
レース展望
2019年12月1日に中京競馬場、ダート1800mで行われるチャンピオンズカップのレース展望です!
今年のチャンピオンズカップの主な出走予定馬は、クリソベリル、ゴールドドリーム、オメガパフューム、インティ、チュウワウィザード、ウェスタールンド、サトノティターンなど。
レース傾向
ダート最強馬決定戦的な位置付けのレースですが、中京ダート1800mというコースで行われることで強い馬が勝ちにくいレース。
中京ダートはなぜか極端に内しか伸びない馬場になることがあり、昨年このレースを勝ったルヴァンスレーヴも枠順を最大限生かしましたし、追い込んで2着に食い込んできたウェスタールンドもまるでワープしたかのような進路取りでした。
雨が降ったりすると内が有利でなくなることもあるので馬場状態を良く観察する必要はありますが、大外をぶん回すタイプや、揉まれ弱いタイプは評価を下げた方がいいレースでしょう。
有力馬考察
クリソベリル
ここまで5戦5勝と負けなしという成績に加え、新馬戦から常に後続を突き放して勝ってきましたので人気にはなるでしょう。
今年の3歳のダート馬のレベルがそもそも低そうなことに加え、ユニコーンステークスやレパードステークスを使われていないのでレースレベルや相手関係から考えると今回の相手でどのくらいやれるのか未知数な部分が多い。
これまでのレースを見ると500万下で1枠からのスタートになったときも含めて、すべて外々に進路を取っていて砂を被ったり、揉まれたりする競馬を全く経験していないというのはこのレースでは気になるところ。
有利な内枠を引けても生かせないかも。
ゴールドドリーム
昨年の南部杯で大きな出遅れをして以来、地方中央問わずにGⅠレースを走り続け3着を外さない堅実なレースぶり。
休み明けとはいえ、前走の南部杯での負けはそれまでの走りから考えると首をかしげたくなるような内容でしたし、一昨年勝っているとはいえ立ち回り競馬は得意ではないはず。
ずっとルメール騎手が乗り続けていますが、あまり合っている印象もありませんし外枠なら厳しいのでは。
オメガパフューム
力とスタミナが問われる条件で最も力が出せるタイプでチャンピオンズカップで嫌って東京大賞典で狙うパターンを想定していたのですが、前走小回りの浦和コースで好走されたことを考えると立ち回り競馬でも意外と対応できそう。
デットーリ騎手が乗りますし、内枠なら怖い存在になるかも。
インティ
フェブラリーステークスを勝って以来勝てていませんが、この馬にとって中京1800mという舞台はベスト条件。
前走は明らかに暴走しての負けで、着順はそれほど気にしなくて良さそうですしスッとハナを奪えばあっさり逃げ切りまであっていいのではないでしょうか。
ウェスタールンド
昨年のこのレースは展開が嵌まり過ぎましたし、前走もやや早仕掛けだったとはいえ展開に恵まれた部分が大きかった。
基本的にはじっくり溜めた方がいいタイプだと思うので、早仕掛けのスミヨン騎手は合わなそう。
前走のように外から早めに上がっていく競馬だと厳しくなるのでは?
現時点で狙ってみたい馬!
チュウワウィザード
先行力がありどんなコースにも適応できる器用さも兼ね備えている馬。
福永騎手はいかにも合っていそうなタイプですし、過剰に騎手人気するタイプではないので内枠さえ引ければ相当面白い1頭だと思います。