2018年7月29日に新潟競馬場、芝直線1000mで行われるアイビスサマーダッシュのレース傾向と有力馬考察です。
アイビスサマーダッシュの主な出走予定馬は、ダイメイプリンセス、ラブカンプー、レッドラウダ、レジーナフォルテ、カラクレナイ、ベストマッチョ、ラインスピリットなど。
先週の中京記念◎ロジクライ2着、函館2歳ステークス◎カルリーノ3着としっかり好走してくれたものの、評価を下げてしまった人気馬が好走してしまい結果ヒモ抜けという残念な結果になってしまいました。
函館2歳ステークス同様、予想が難しいアイビスサマーダッシュですが夏競馬後半でいいスタートを切りたいですね(^^)/
アイビスサマーダッシュ
新潟の直線1000mで行われる名物重賞アイビスサマーダッシュ。

直線の1000mで行われるということで当然ではあるが、外枠が圧倒的に有利な舞台。
これは当然外のほうが馬場状態がいいということもあるが、外ラチに頼って真っすぐ走れるというのが大きい(らしい)。
そんなの競馬ファンならそんなの誰でも知ってると言われそうですが、実際新潟1000mの枠順別成績を見てみると、

予想通り、7,8枠の成績が圧倒的で、他のコースではないほど平均人気にも差が出ている。
ただ、それだけ過剰人気になっても単勝回収率や複勝回収率は外枠のほうが良く、枠順で過剰人気になっているからと嫌うのではなく素直に外から買うことが的中につながるだろう。
斤量が重い(57kg以上)馬もこのコースでは苦戦しており、アイビスサマーダッシュでは10年前にシンボリグラン(2着)が好走した以来出ていない。

ネロやセイウンコウセイなどもこの条件に該当し、馬券外になっているので斤量の重い馬は実績があっても軽視したほうがいいだろう。
有力馬考察
ダイメイプリンセス
駿風ステークス、韋駄天ステークスとこのコースで2連勝。
CBC賞こそ負けてしまったものの、ディープインパクト産駒、ダンスインザダーク産駒とサンデーサイレンス産駒のワンツー決着。
アイビスサマーダッシュはサンデーサイレンス系の馬が走らないレースだし、高速決着で0.5差なら悲観する内容ではないだろう。
陣営も叩いてここを狙ってきているはずで、枠順次第では当然有力だろう。
ラブカンプー
斤量の軽い3歳牝馬。
スタートセンスが良くすっとハナを奪えるのが強みの馬だったが、前走の葵ステークスはスタートと行き脚がイマイチにもかかわらず2着を確保。
距離短縮はいいほうに働きそうだが、前走は枠順に助けられた感じを受ける。
枠順次第では危険な人気馬になりえるだろう。
レッドラウダ
ここ2走は圧倒的に不利な1番枠からのスタートという不運にあいながらも、2着,3着を確保。
最も得意な条件ではあるのだが、斤量は前走よりも背負うことになるというのは大きくマイナス。
ただ、1000m戦で内枠からでも好走できるのはセンスのある証なので内枠で人気を落とすようなら相手には入れておきたい。
レジーナフォルテ
未勝利戦をこの条件で勝ち上がったときも55.0という好時計で勝ち上がっており、この条件は得意。
持っているスピードはかなりいいものがあるし、早いラップで走り続けることに関してはこのメンバーでは一番だろう。
枠順次第では、本命候補。
カラクレナイ
外差しの決まった鞍馬ステークスで3着に来たものの、馬場が荒れて外差しが決まりやすい状態でのもの。
クラシックに顔を出していたこともあり、名前が一番売れているので多少は売れるだろうが基本的に1000mのこういう競馬は合わなそう。